セキュリティフォーラム(CR&S総合研究所 主催) | ||
グループ内に企業危機管理のシンクタンク(CR&S総合研究所)を有するJP・グループでは、政治、経済、社会、安全保障、学術・文化にわたる各界の著名な有識者たちの講演を通じて、その叡智(インテリジェンス)を会員企業、そして官公庁の方々へ定期的に発信しています。開催回数も延べ170回を超え(2007年1月現在)、国家から企業・団体・家庭・個人をとりまくあらゆるセキュリティマネジメントに関する認識をさらに多くの方々と共有していくべく、活動をいっそう活性化させていきます。 | ||
社員教育・研修 | ||
警備業務においては、強い使命感、現場における迅速で的確な判断力、安全に対する意識の高さなど、極めて高度な属人的能力が不可欠です。このため、JP・グループでは本社内の「振徳堂」や「セミナールーム」においてふんだんに教育・研修を開催するとともに、消防設備、危険物取扱、防犯施設といった資格取得を積極的に奨励しています。これは警備実務に従事する社員のみならず営業、事務などを担当する社員においても同様であり、全社を挙げてセキュリティマネジメントのエキスパートをめざしています。 | ||
「振徳堂」における杖術指導 | ||
全日本剣道連盟の杖術師範たちによる杖術指導を本社内「振徳堂」にて行っています。指導内容は杖術だけでなく、逮捕術や護身術に関するものも行っており、全社的な警備スキルの向上を図っています。警備用携帯護身具の一つとして、警戒杖が条件付で使用を認められたこともあり、これからも杖術の熟練による警備業務の質的向上をめざしていきます。 | ||
振徳堂の精神とは---- 今も宮崎県日南市に残る「振徳堂」 |
宮崎県日南市は江戸時代の昔、飫肥藩と呼ばれていました。天保2(1831)年、飫肥藩第三十一代藩主が以前からあった学問所に「振徳堂」と命名しました。これは、孟子の教えにある「又従而振徳之」に由来し、”徳を振るわせる” | 天保2年(1831)年振徳堂と命名した飫肥藩第三十一代藩主伊藤祐相公の揮毫による扁額 |
”文武を振るわせる”の意味が込められています。明治政府の外務大臣として日露講和条約の全権大使を務めた小村寿太郎も、この振徳堂の門下生として、未来を創造し、新たな時代を切り拓く”文武不岐”の精神を学んだ若者の一人でした。これらにちなみ、JP・グループでは本社内にある道場を「振徳堂」を名づけ、創業の精神でもある振徳の精神を今に生かし、学び続けています。 | ||
杖道 | ||
杖道は、我が国に三百数十年伝えられている武道で、これは、長さ1.2m直径2.6cmの平凡な樫の丸木を槍、薙刀、太刀がもつ突き、払い、打ちを技に武器として使用するものです。また、左右両技を等しく使うという特色を持っていることから、杖術を体得し、効果的に活用することができれば、相当の威力を発揮きすることができるものであります。 しかし、杖は武器であるが杖道の精神は「傷つけず、人を懲らして戒しむる」ものとされており、よって杖の形は円形であり、先もなく後もない、まさに防具即ち護身用具といわれています。 道場においては、杖道範士8段推屋 光男先生の指導の下に、杖道の稽古が盛んに行われています。構成員は、4段1名、3段6名、2段12名、初段5名、その他1級以下初心者数名でなっています。 稽古日時は、毎週、朝の稽古は、月、水、金曜日の7時30分〜8時50分まで、夜の稽古は、月、水曜日の18時〜20時で、心身を鍛え業務に役立てています。 また、例年1月に行われる「武道始式」には、花、杖道、居合道、空手道、柳生新陰流、日本剣道形、逮捕術、などの各先生方をお呼びし演武披露 が行われます。 |
||
社会福祉活動への積極的参加 | ||
花を育てる活動を通じて、環境美化、街づくり、さらには豊かな心を育むべく、社団法人日本はないっぱい協会に加盟し、関連イベントなどに積極的に参画しています。また、地域振興の一環として、企業や地域の皆様に「振徳堂」を解放しています。 |